シリーズ:米国勤務経験者談 その2

 今回は、前回ご紹介した米国勤務者の本人コメントをお届けします。

1.米国勤務をする様になったきっかけ
 父親が海外出張の多い仕事で幼い頃から海外での仕事に興味がありました。
自分が働くようになりその気持ちを持ち続けながら仕事に励み、日本で経験を積んで自分の力を世界に向けて広めていきたいという気持ちになりました。

 そうしているうちに、アメニテイ インターナショナル(AIC)の帷子社長に出会いアメリカで仕事が出来るというチャンスを頂き、渡米という運びになりました。

2.現地での状況及びアドバイス
① 最低限の英語力は必要ですが、普段から行うことはそれほど大差はないの    でそれほど困ることはありませんでした。

② 自分としては比較的早く慣れたと思っています。自ら積極的にコミュニケーションを取ることが大事だと思いますます。日本での経験があるシェフとなると現地の人達は警戒し仕事ができて当たり前という目で見てきます。
そこで頑固に意固地になっていては周りに溶け込むのは困難です。自分から入っていくというのが大事だと思います。

③ 労働時間は8時間が基本ですが、忙しさなどで当然変わってきます。オーバータイムの支払いがあるのかなどはお店側に聞いておく必要があると思います。
通勤時間は車で片道20分くらいのところに住んでいました。

④ 年俸制が基本となりその金額はお店によって差があります。チップもどうなるかなどはしっかり話をしてトラブルにならないようにしておく必要があります。

⑤ 将来はアメリカで定年を迎えゆっくりと老後を過ごせたら良いと思っています。
**米国の定年後の年金制度は日本と違いしっかりと管理され、米国政府から何年経っても確実に支給されると聞き安心しました。

⑥ 自分の経験上、アメリカに永住するくらいの気持ちがなければ行くのは難しいと思います。渡米前に準備をして生活の全てを持っていくことが大事になってきます。

3・保証人について
米国で生活するととなると、住居や車などローン契約するのに保証人が必要になります。それをどうするのかなどは事前に聞いておいた方がいいと思います。

 アメニティーの帷子さんは渡米前は米国の異文化と仕事の違い等詳しくコンサルタントをして頂き、渡米後のアフターケアーもしっかりと親身になって本人と家族のことを考えてくれます。不安なことはそのままにせずに聞けばしっかりと何ら不安もなく話してくれますのでマメに連絡を取り合いましょう。

シリーズ:米国勤務経験者談

アメニテイ インターナショナル(AIC)のコンサルタントにより、過去米国に就職した経験者談をシリーズでお送りいたします。

1. 閏間 経人 (Uruma Nobuto)
40歳 和食調理・寿司 経験年数約20年

第一回目の海外就職は、2014年に弊社(AIC)を通じて米国カリフォルニア州 ソノマ(カリフォルニア・ワインの産地)にあるジャパニーズレストランに就労ビザを取得したうえで1年半勤務するも、結婚後子どもの問題でやむを得ず帰国する。
帰国後日本で和食レストランで勤務していたが、アメリカン・ドリーム実現のため、2018年に再度AICに相談に来られました。

AICより、コロラド州デンバーで35年以上堅実経営している和食レストランを推薦し話が進展しました。
採用条件は ①スシ部門のヘッドシェフ②給与条件は初任給グロスUS$5,500〜6,000/月③労働条件 週休2日他有給休暇あり ④米国E-2ビザ支給 ⑤保険は会社が半額負担

以上の条件で現地の最高責任者が来日時に東京で面接し採用決定となり、2019年9月の赴任となりました。

次回は本人のコメントをお知らせします!

日本の「寿司」から世界の「SUSHI」へ。寿司職人と和食調理士の海外からの求人情報について

寿司職人として働いている人の中には、いつかは海外で働いてみたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方へ向けて今回は、海外における寿司職人への求人情報や、寿司職人として働く際の、日本と海外での違いなどについて紹介していきたいと思います。

海外では寿司職人への求人が多い

海外での寿司職人に対する求人については、非常に多いというのが現状です。

 

そもそも日本食に対しては、1970年代にアメリカで日本食へのブームが発生し、80年代にはヨーロッパ圏を巻き込んだ一大ムーブメントとなった経緯があります。世界的なヘルシー志向の高まりもあり、寿司を含めた日本食に対する需要は高まり続けています。

 

 

2013年12月には、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、外務省と農水省の調査によれば、2017年には約11.8万店の日本食レストランが海外で経営されているといわれています。

 

その中でも、こと寿司に関しては「SUSHI」として海外で幅広く認知されており、その人気はとどまることを知りません。

そのため、寿司の握ることができる寿司職人へのニーズは高く、また、人気の高い職業として認知されているのです。

特に米国では一般市民への健康食としての『SUSHI』

が全米に定着し寿司人口が急激に増えています。

寿司職人として働く際の日本と海外との違い

海外で寿司職人として働く場合、日本と海外での違いに戸惑ってしまうことがあるかもしれません。ただ、国が違えば文化も違うわけですから、ある意味で必然ということができるでしょう。

 

では、実際にどのような違いがあるのか、紹介していきたいと思います。

高収入を目指すことができる

海外で寿司職人として働く場合、日本で働くよりも高収入を目指すことができます。

 

日本商工会議所が平成15年度に行った調査によると、日本で寿司職人として働いている人の9割以上が年収500万円以下だったことがわかっています。そのため、日本の寿司料理店に勤務していても、それ以上を目指すのはなかなか難しいのかもしれません。

 

一方、海外で働く場合は、年収500万円以上の求人広告も見かけることができるのがわかると思います。

 

もちろん、あなたが持っているスキルや経験によって左右されるものではありますが、寿司職人として高収入を目指すことができるのは、海外で働く魅力の一つともいえるでしょう。

月給制だけではなくチップ制の給与体系

海外の寿司店や寿司バーの従業員として働く場合、月給制ではなく基本給+チップ制を導入しているケースがあります。

 

日本の場合は固定給制を導入しているケースがほとんどですので、収入は安定しますが、その分給与が増えることがあまりありません。

 

海外では、従業員のサービスがいい接客に対してチップを支払う文化があります。お客様からのチップを自分の収入とできるので、よりよい接客をすることで収入を増やすことが可能になります。

 

また、海外では結果を出すことが最重要視されるため、頑張り次第でどんどん給与がアップしていく仕組みになっています。

 

このような仕組みは寿司職人として働く場合の重要なモチベーションとなることは間違いないでしょう。

その土地に合わせた味付けを学ぶことが重要

海外で寿司職人として働く場合には、その土地ごとの味付けを学ぶことが大切になります。

 

海外の寿司店といっても、日本の寿司を忠実に再現した店もあれば、寿司バーのような少しカジュアルな店など、さまざまな店があります。店のスタイルによっては、日本の寿司を現地の人の舌に合うように、アレンジしたものを提供することも少なくありません。

 

また、日本では簡単に手に入る食材が、現地では調達できないというケースもあります。むしろ、手に入らないと考えておいた方がいいのかもしれません。

 

そのため、日本の寿司のセオリーだけに固執するのではなく、味付けや食材に対して柔軟に対応することが求められるのです。

 

これも海外で寿司職人として働くケースならではの特長といえるもので、あなたの料理人としての腕の見せどころでもあります。

寿司職人として海外で働くためにはどうすればいいか?

では、実際に寿司職人として海外で働くためにはどうすればいいのでしょうか?

 

方法としては2つあります。1つは寿司職人を求める海外の求人情報を掲載しているサイトから応募する方法です。インターネットで検索をすれば、さまざまな求人情報を検索することができますので、自分に合った職場を探すことができます。

 

ただ、海外で働く場合は就業のためのビザの発給や海外で働く為の各国の専門的知識、外国事情+最低限度の語学の習得などが必要ですし、そもそも海外に勤務するのですから、面接を行うだけでも大変です。そのため、希望の職を見つけることができても、大きな不安が残ってしまうことも多いのです。

本人にとって、簡単に給与他待遇面等で良い話に乗り、

契約も結ばず安易に渡航し失敗する例が多くあり

また、不安定な経営レストラン会社に応募した結果

不幸な被害を受けるケースなども数多くあります。

 

 

そこでおすすめしたいのが、料理人の海外就職・転職を専門的にコンサルタントをしている海外専門会社を利用する方法です。

 

海外専門コンサルタント会社には、これまでに蓄積してきたノウハウや実績があり、海外で仕事をするためのコンサルティングも行なってくれるため、仕事・生活をするうえでの不安を解消することができ尚且つ将来安定した海外での人生が確約できます。

 

私たちアメニティインターナショナルも、海外転職を目指す方へのコンサルティング業務を専門に17年間行なっておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。

夢のある「SUSHI」職人を目指してみませんか?

海外では寿司人気の高さから、寿司職人へのニーズは高く、日本では実現が難しい高収入も十分目指すことが可能です。人気のSUSHI職人として、世界を股にかけてみてはいかがでしょうか?

次に具体的求人情報の一部を記載します。

 

A.

1.募集国・地域

米国・コロラド州デンバー

2.勤務先 創業35年の経歴を持ち、現在3店舗の日本レストラン  従業員250名

3.募集職種 寿司職人3名

4.応募資格  25歳〜40歳 経験3年以上

5.待遇

  • *給与 US$4,500
  • *週休2日
  • *米国ビザ(E-2)支給

 

B

1.募集国・地域

米国・ ワシントンDC

2.勤務先 創業30年の経歴を持ち、高級和食レストラン

3.募集職種 寿司又は和食調理士 1名

4.応募資格

5.30歳〜40歳 経験3年以上

6.待遇

  • *給与 US$5,000
  • *週休2日
  • *米国ビザ(E-2)支給

 

C.

7.募集国・地域

米国・カリフォルニア州サンフランシスコ

8.勤務先 創業31年の経歴を持ち、現在3店舗の日本レストラン  従業員130名

9.募集職種 寿司職人2名

10.応募資格  30歳〜40歳 経験5年以上

11.待遇

  • *給与 US$4,500
  • *週休2日
  • *米国ビザ(E-2)支給

 

D.  

12.募集国・地域

ベトナム

13.勤務先 創業35年の経歴を持ち、現在4店舗の日本レストラン  従業員180名

14.募集職種 寿司職人3名

15.応募資格  25歳〜40歳 経験3年以上

16.待遇

  • *給与 US$3,500
  • *週休5日
  • *ベトナムビザ支給

 

詳細については問い合わせ頂ければご返事します。

海外の飲食店に転職をするメリットとは?

飲食店に勤務している人の中には、「いつか、海外で働きたい!」という願望を抱いている人もいらっしゃると思います。あまり知られていませんが、海外の飲食店に転職することには、さまざまなメリットがあります。そこで今回は、海外の飲食店に勤務することに、どんなメリットがあるのか紹介していきたいと思います。

1.高収入を実現できる可能性がある

海外の飲食店に転職するメリットの一つが、高収入を実現できる可能性が高いという点です。

 

もちろん、転職する国やあなたが持っているスキルによって違いはありますが、当社が転職先をコンサルタントさせていただいた方の中には、海外勤務3年程度で日本円・年収500〜800万円を達成された寿司・和食調理師が多くいらっしゃいます。

 

海外では個人重視で働くことになるため、責任が重いのですが、その分結果を出せば正当に評価され報酬として還元されることになります。

 

そのため、あなたに実力・努力があれば、日本よりも高い水準の報酬を得ることは十分に可能です。

2.日本よりも労働環境が良い

海外の飲食店に転職した場合、日本よりも良い労働環境で働くことができます。

 

海外の飲食店では、週休1~2日程度、労働時間は8~10時間程度です。日本よりも総労働時間が短いので、体への負担を減らすことができますし、自分の時間をより多く持つことで

趣味などをエンジョイでき、更に家庭・子供との時間を多く持つことができます。

 

また先述したように個人主義であり、自分の担当以外の仕事をする必要がないとの考えから、対人関係にストレスを感じることもありませんし、残業をする必要もありません。

 

自分のスキルアップに集中することができるうえ、自分の時間も大切にしながら働くことができる。このような環境は、多少改善されてきているとはいえ、日本の飲食店ではなかなかお目に掛かれないのではないでしょうか?

3.語学力を身に付けられる

語学力(英語力)は現在なくても多くのシェフが海外で活躍しているのが現状です。

しかし、海外で働く以上は、外国語を話す必要が出てくるでしょう。

また、英語力を少しでも身につけることにより給与にも

反映され高収入を約束されます。

 

海外の飲食店に転職することで、自身の語学力を高める良い機会になり意欲的に働くことになります。。

ここでポイントになるのが、話さなければならない状況に身を置くということです。勉強したことを即実践していくことで、語学力は飛躍的に向上していきます。

 

思い切って飛び込んでみたら、1年もしないうちに現地の言葉が少しずつ身について、新たな自分に出会うことができるかもしれませんし、素晴らしい世界が開けるでしょう!

もちろん、事前に少しずつ勉強しておくことも大切になるでしょう。

特に米国の主要都市では無料で英語を教えてくれる学校も

数多くあり、その気になれば空いた時間に語学を習得できる

環境があります。

 

当社では、出発する前に事前研修を実施していますので、海外生活に必要な異文化・語学力向上に必要な指導を実施しており、安心して海外生活を始めることが可能です。

4.価値観を広げることができる

海外の飲食店で働くことで、自分の価値観を広げることができます。

日本も急速に国際化しており、多くの外国人が日本に訪問したり、外国人勤労者が多くなり海外での勤務経験で異文化を身につけることが将来非常に役に立つことになります。

 

海外では、人種が全く違う人たちに囲まれて仕事をしたり、生活をしたりすることになります。さまざまな民族、宗教、ライフスタイルを持った人たちは、それぞれ異なる価値観を持っており、海外ではそれが尊重されています。

 

そのため、日本にいるだけでは知ることができないことをたくさん学ぶことになり、価値観を一気に広げることに繋がるのです。これまでにはなかった柔軟な発想力も培うことができ、国際人としての成長が約束されます。

5.人間関係に悩むことがなくなる

海外の飲食店で働くと、人間関係に悩むことから解放されるでしょう。

 

繰り返しになりますが、海外で仕事をする時に求められるのは「結果を出すこと」だけです。また、個人主義が尊重されるため、自分自身の仕事に集中することができます。

 

成果を出すことで素直に喜んでもらえて、給与がアップしたり、職場でのポジションがアップしたりしていくのが海外の職場環境なのです。

 

日本では、結果を出すことに加え、人間関係に気を遣う場面が非常に多く、それが原因で退職する人も多いのが現状です。

 

日本独特の「結果以外のことが求められる」ということが海外においてはありませんので、のびのびと自分らしく仕事をすることができるでしょう。

海外での労働体験が自信につながる

海外の飲食店で働いたことがある、という体験が自信につながります。

 

海外では、仕事において日本のように助け合う風習がありません。誰もが「自分自身」のために働いています。逆に言うと、それは結果を出し続ける必要があるということです。

 

そのような環境で働き、求められた結果を出したことで評価されたり、報酬がアップしたりする経験によって、自分自身の大きな成長を感じ、それが自信となって積み重なっていくのです。

 

そして、一度得た労働体験と蓄積された自信は消えることはありません。そのため、さらなる高収入を目指してスキルアップやキャリアップを目指すことに繋がります。また、仮に日本に帰ってくることになっても、そこで得た貴重な体験は必ず生きることになるでしょう。

 

海外での勤務経験は、あなたにとってかけがえのないものとなるはずです。

 

 

海外の飲食店で働くことで、さまざまなメリットを享受することができます。ほんの少しの勇気があれば、仕事に対する考え方が大きく変わり、幸せに生活していくことができるかもしれません。